オーガニック化粧品の意味
現在、オーガニック化粧品という定義には、明確な基準がないため、オーガニックという言葉を使っていても、化学成分が含まれている化粧品もありますから、本当に良いオーガニック化粧品を選ぶためには、いくつか気を付けなければならない点があります。
海外ブランドの場合、世界各国に認証機関があり、厳しい基準が設けられているので、まず、オーガニック認定を受けている原料から作られた化粧品を選ぶことが大切です。
アメリカ、ハワイ、ドイツ、フランスなどで、それぞれ、オーガニック認証機関の団体があります。
国内ブランドの場合は、オーガニック認証機関が設けられていませんので、契約農家や、自社農園で、無農薬栽培を行っているとか、原料が安全であることを確認できる製品を選ぶといいと思います。
オーガニック化粧品の選び方
オーガニック化粧品を選ぶときには、商品パッケージに記載されている、成分表示ラベルをしっかりチェックすることが大切です。
成分表示欄には、入っているものすべてが記載されています。
特に、合成防腐剤、合成界面活性剤、鉱物油、合成の油、タール色素等が含まれないものを選ぶといいでしょう。
ラウリン酸ポリグリセル、パラベン、フェノキシエタノール、ステアリン酸~、ラウリル~、PEG~、ミネラルオイル、パラフィン、ベンジンアルコール等の表記には、注意した方がいいようです。
また、肌に優しいというだけでなく、スキンケア化粧品としての条件を満たしているかということもチェックしましょう。
実際に効果のある成分が入っているかということも重要です。
オーガニック化粧品の広告には、様々なキャッチコピーがあり、最初に見た時の印象で選んでしまったりすることも少なくありません。
化粧品の本質は、やはり成分ですから、入れ物ではないということも認識しておくべきでしょう。
まず、成分表を良くチェックして、肌に有害な成分が入っていないことを確認してから、自分が使いたい容器などを選ぶようにすると、間違いないと思います。